【あの頃に戻りたい】
それは折に触れ、人生で幾度か思ってきたこと。
そんな私の前に、突然陽気な魔法使いが現れて、
「OKー!!あなたの夢を叶えまーす!
いつに戻りたいの?」
と聞いてくる。
すると私は
「出来れば高校時代かな✧
1番楽しかったし♪♪
うーん、でもやっぱり戻らなくていいや!
ありがとう!!」
と答えてしまう。
‥そんな妄想を、年甲斐もなく何度かしてきた。
【あの頃に戻りたい】
その気持ちは確かなのに、いざ戻れるとなると思い留まってしまうのは、
「戻ったら絶対に楽しいことは分かっているけれど、その分面倒なこともまたやらなくてはならない」
それを悟っていたからだ。
また受験勉強は、ちょっと気が重い。
しかし今の私は、その面倒や悩みや辛さを全部受け入れてでも、やはりあの頃に戻りたい!!
今が不幸だからではない。
歩んできた道に後悔があるからでもない。
ただただ‥
私は若返りたいのだ゚(゚`罒´ ゚)゚
でも、ただ若返ればいいってものでもない。
もし不老の薬が開発されて、運良くそれを手にしたとしても、ただ単純に若返るだけでは【青春】を与えてもらえない。
そう、私はもう一度【青春】ってやつを送りたいのだ。
私の前に時々現れる無駄に陽気な魔法使いは、しばしの記憶旅行に連れて行ってくれる。
でも‥
帰って来たらなんだか余計に辛い!!笑
無理なことに思いを馳せても仕方がない。
そんなことは分かってはいるけれど、手に入らないと知っているからこそ、恋しく思ってしまうのだろう。
そんな前向きで後ろ向きな私の毎日を、ここに綴っていこうと思う。
答えも成果もなーんにも見つからないことを予期しながらも、いつか心に折り合いをつけられることをほんのちょっとだけ期待して。
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